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小諸市の住みやすさ・地価情報
長野県東部に位置し、東京まで最短1時間半で行ける立地で、移住先として注目を浴びている小諸市。小諸市にすでに住んでいる人の口コミやエリア情報、住みやすさ、地価情報などを調査しました。エリアごとの特徴も解説しているので、参考にしてみてください。
口コミから見える小諸市の住みやすさは？
小諸市の人口は約4万人、北には浅間山がそびえ、雄大な自然と過ごしやすい晴天の日が多いことも特徴です。現在は「コンパクトシティ構想」も推進されており、車がなくても徒歩圏内に必要な施設が揃う街づくりを目指しています。
小諸市が「住みやすい」と感じている人の口コミ
公園もたくさんあり緑に囲まれた良い所です。佐久や上田や軽井沢などにも電車で行けるのでとても便利です。
新幹線の駅も高速道路のICも商業施設も充実している。自然もあり子育てにもよい環境である。高校に通わせよかった。
水道の飲み水がミネラルウォーター並みにおいしかったのはとても良いなと思いました。おかげで、水を使ったお料理もおいしく感じられました。
引用元：スマイティ（https://sumaity.com/town/nagano/komoro/review/）
小諸市の「ここが気になる…」と感じている人の口コミ
都会へ出るとき便が悪い。家から歩いていける飲食店などが少ない。電車の最終便が早い。新幹線の駅が遠い（歩いていけない）。
自然が多いためか道路が整備されていなくて、道路の幅が狭いところが多い。娯楽施設もあまりないので遊ぶ場所があればよい。
小諸駅周辺の商店街は情緒はありますが、若者向けの施設が少ないため、商店街で買物するのが不便な時があります。
引用元：スマイティ（https://sumaity.com/town/nagano/komoro/review/）
小諸市のエリア情報とは？
小諸市は佐久市と同じく長野県の東にある町で、都市圏までのアクセスが最短90分という交通アクセスの良さが魅力となります。ただし小諸市は人口が40,991人（※）と、隣接する佐久市に比べて半分以下です。そのため交通アクセスが良くても、佐久市に比べてさらに自然が身近な生活ができると考えられます。高原野菜の生産が盛んで、おいしい食事にこだわる方にも適した土地です。コンパクト化が進められているため、徒歩圏内で必要なものが揃うまちづくりが行われています。
※参照元：e-Stat公式サイト（https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200521&tstat=000001136464&cycle=0&tclass1=000001136472&tclass2=000001159893&cycle_facet=tclass1%3Acycle&tclass3val=0）
地価から分かる小諸市の住みやすさは？
小諸市の最新公示地価は平均2万3200円／㎡、坪単価は平均7万6694円／坪、全国順位925位です（2023年）。駅別に見てみると、小諸市が最も高価格となり、美里駅が最も低価格となっています。また地点ランキングではベスト5まではすべて小諸駅の徒歩圏内となり、人気が高いようです。
小諸市内の地点の地価は、小海線、しなの鉄道線の駅へ近いほど高価格傾向にあり、通勤や通学、生活の利便性を考えても、駅まで徒歩圏内が生活しやすいでしょう。
小諸市の地価情報
ここからは小諸市の駅別・地点別の地価（2023年10月1日時点）を紹介します。
※参照元：土地価格相場が分かる土地代データ 2023年［令和5年］総平均（公示地価、基準地価）（https://tochidai.info/nagano/komoro/）
小諸市の駅別地価情報
| 駅名 | 地価平均 | 坪単価平均 | 変動率 |
| 小諸駅 | 2万4966円／㎡ | 8万2534円／坪 | -0.27％ |
| 三岡駅 | 2万0800円／㎡ | 6万8760円／坪 | ー |
| 平原駅 | 2万0800円／㎡ | 6万8760円／坪 | ー |
| 東小諸駅 | 2万0200円／㎡ | 6万6776円／坪 | +0.00％ |
| 乙女駅 | 2万0200円／㎡ | 6万6776円／坪 | +0.00％ |
小諸市の地点別地価情報
| 住所 | 最寄り | 地価 | 坪単価 | 変動率 |
| 相生町2−2−6 | 小諸駅より230ｍ | 3万6900円／㎡ | 12万1983円／坪 | +0.00％ |
| 南町2−1−2 | 小諸駅より650m | 2万6600円／㎡ | 8万7933円／坪 | -0.75％ |
| 古城2−1−11 | 小諸駅より300m | 2万5500円／㎡ | 8万4297円／坪 | +0.00％ |
| 丙字青木442番15 | 小諸駅より2200m | 2万3600円／㎡ | 7万8016円／坪 | -0.84％ |
| 田町1−9−10 | 小諸駅より700m | 2万1700円／㎡ | 7万1735円／坪 | +0.00％ |
【地価・住環境】小諸市の人気エリアはどこ？
小諸市の各エリアごとに、特徴や住みやすさを解説しています。ライフスタイルや家族構成に合ったエリアを探す参考にしてみてください。
中央(東南部)地区
旧小諸町の東南部に位置し、標高約650〜800mの緩やかな南斜面のエリアです。多少の起伏はありますが、比較的平坦な地形をしています。交通軸は中央を通るしなの鉄道とJR小海線を挟んで2つのエリアに分かれています。
国道18号、国道141号、旧北国街道、県道佐久小諸線、県道小諸中込線などが通り、交通網も発達しています。市街地から続く国道などの沿線には、商業施設や医療施設、福祉施設、工場などが立ち並び、周辺部には住宅地が広がります。小学校や公園、運動場なども点在し、田園や歴史的建造物などバラエティに富んでいます。
中央(東部)地区
小諸市の中心部から北の高峰高原まで、約700〜2000mにかけて細長く伸びる傾斜地です。東には蛇堀川、西には松井川が流れ、旧北国街道が横断しています。さらに国道18号を県道菱野筒井線（中央道路）がつないでおり、南北方向には茶屋小諸線、途中に浅間サンラインが横断しています。市街地は商業地で、小学校、警察署、消防署、郵便局があり、医療機関や福祉施設、総合グラウンドなども充実したエリアです。
中央(中部)地区
小諸市の中心部ともいえるエリアで、小諸駅、市役所、医療機関、金融機関、図書館、公園などの公共・公的施設が集まっています。また北国街道や大手門、島崎藤村ゆかりの旧跡など、古い街並みや歴史的資産も残っており風情ある街並みです。保育園、幼稚園などの教育・子育て施設もあり、周辺には住宅地や歴史的な神社仏閣も建ち並んでいます。
中央(西部)地区
旧小諸町の西部は、標高600〜650mにかけて東西に細長いエリアです。全体的に起伏に富んだ地形で、国道18号、国道14号、インターアクセス道路が東西に延びる感染となっています。小諸市の象徴とも言える懐古園をはじめ、旧北国街道沿いには本陣問屋場や脇本陣、神社仏閣などの歴史的資産が多く残存し、観光施設も点在しています。住宅地と文化施設、歴史遺産が混在するエリアです。
北大井地区
小諸市の東部に位置し、標高約700〜1000mにかけて南向きに傾斜したエリアです。エリア全体が広く、北大井地区の代名詞ともいえる高原野菜違いが北東部を中心に広がっています。国道18号沿線には、企業や店舗等が立ち並び、南西部には保育園、小学校、児童館、郵便局、医院、薬局、福祉施設などが近接しています。グリーンロード周辺は日当たりもよく交通アクセスも良いエリアとなっています。
大里地区
小諸市の北西部に位置する大里地区は、北部の上信越高原国立公園を挟んで東御市と隣接しています。標高は約650〜2000mで南北に伸び、南向きに傾斜しています。国道18号沿線は商業活動もさかんで大規模店舗もあります。浅間サンライン沿いには田園が広がり、棚田百選に選ばれている地区もあります。エリア内に上信越自動車道小諸ICがあり、近辺にはワイン工場や高原美術館など交流の拠点となる施設も多くあります。
川辺地区
千曲川西岸部に位置し、東御市と佐久市に隣接するエリアです。標高約550〜800mで、千曲川沿いや布引観音、御牧ヶ原台地から望む千曲川や浅間山など、眺望の良いエリアとしても知られています。またエリア内に農業大学、温泉施設、いちご園、自然体験活動の研修施設などが点在しており、優良農地を活かした米や白土馬鈴薯などはブランド化を目指しています。
三岡地区
小諸市南部に位置し、佐久市に隣接するエリアです。標高約650〜700mの比較的平坦な土地で、東にはJR小海線が通り三岡駅と美里駅の2駅を有します。佐久平駅にも近く、主な生活圏は佐久市となっています。三岡駅周辺には企業や自動車学校、美里駅から耳取周辺には工場やJA支所、郵便局、診療所、福祉施設、保育所などがあります。古くから桃やリンゴの果樹栽培が盛んで、旧家の家並みや歴史的建造物も残存します。
南大井地区
小諸市の東部に位置し、佐久市および御代田町に隣接しています。標高約700〜750mで比較的平坦であり、北部にはしなの鉄道が通り平原駅があります。国道141号沿いでは大型商業施設や住宅開発が急速に進んでいる一方で、河川沿いや東よりの地区には田畑が広がり、天領の里や御影用水など歴史文化も残されています。
佐久平駅や上信越自動車道など交通アクセスが良いエリアであり、市内で最も人口が増加しています。
西小諸地区
小諸市の西部に位置する西小諸地区は東御市に隣接しており、エリア内は比較的小さく、標高は約700〜1000mで南向きに傾斜しています。国道18号沿いには商業施設や企業、保育園などがあり、浅間サンライン沿いには田園が広がっています。旧北国街道や寺ノ浦遺跡など、歴史的資産も残っています。また昭和時代から民宿村としても有名で、近年では深沢渓谷やグリーン･ツーリズムの拠点施設「みはらし交流館」などもでき、交流の拠点も点在しています。
※「佐久市 注文住宅」「小諸市 注文住宅」でGoogle検索をして上位表示された注文住宅を請け負う会社公式HPから、佐久市で10社、小諸市で9社をピックアップ。そのうちZEH基準の断熱性を誇り、自由設計プランを選べる工務店で絞り込んで、坪単価順に3社並べました。（2021年3月8日調査時点）
※美し信州建設の坪単価については、
住まいNET信州 vol.21 (P38〜)掲載情報（https://www.sdc-project.jp/nagano/details/641/）を参照しました。
ＨＰ記載がなかった項目については、編集部が電話で問い合わせました。
※プラン内容には、断熱性のある施工が含まれます。